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2008年07月

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対決 巨匠達の日本美術レポート

これは楽しみで楽しみで仕方なかったのでいってきました。

mobile 077 対決巨匠たちの日本美術 会期2008/07/08~2008/08/17

意外と会期は短めです。どの作品もあまり長く貸してもらえなかったんだろうか。

mobile 084 国立博物館にきたのひさびさ。

コンセプトとしては優れた芸術家たちの作品は師匠や先達の作品に学び、仰ぎ、時にはライバルとして競い合う、そんな切磋琢磨の賜物なわけです。
この発想は実に上手い。
「昔の日本人の芸術家って教科書で名前みたことあんだけど、名前が似てて誰が誰で
どっちがどっちかわかんないよね。」
という私だけかもしれない陥りやすい混同を明瞭になる非常にありがたい展覧会です。
展示されている作品は日本画はもちろんのこと、陶芸、木像も展示されておりましたが、
相変わらず陶芸、彫刻といった分野は見方がわからないのであまり触れないでおきます。

mobile 078 
等伯「松林図屏風」「荻芒図屏風」vs永徳「檜図屏風」「花鳥図襖」 (クリアファイル)

この二人は室町~安土桃山時期の画家なんですが、お互いに張り合ってたらしい。
画風はおもしろいほど対照的。永徳があまりにもメジャーすぎて等伯の存在は知りませんでした。
永徳の絵柄がなんというか骨太。屏風画を見ると植物からにじみ出るパワーに圧倒される。
それに大して等伯は繊細そして緻密で幽玄的なかんじだったなー。

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若冲「仙人掌軍鶏襖」「雪中遊禽図」vs蕭白「唐獅子図」 (ポスカ)

画人・画狂・画仙・画魔 とはうまいこといったもんだ。この二人は江戸時代の奇才ですが、
今見ても新しい。若冲は日本のポップアートの先駆者だと思います。驚いたのが鶏の羽が鋭利で薄い刃物のような。
鶏の家族なのかな、って思った。中央の雄鶏は一家を守るお父さん、そんな凛々しさがあるんですが、左下には雌鶏がいて、その上にひよこがのっていてお母さんとじゃれているようでほのぼのとしていた。私にはそんな風にみえた。
対して蕭白は器用。画風が縦横無尽。若冲のようなポップな画風と「唐獅子図」のような水墨画。
だけど、それは少し大陸の匂いがするのね。またその二つを組み合わせた水墨画なのに鮮やかな色彩をつけた作品もあり、SF(すこしふしぎ)。
また、この二人の共通点はピンク色が尋常でないほどに綺麗だった。例えるならそうだな…桃まんみたいな色!!

mobile 083 芦雪「虎図襖」(ポスカ)

対決は応挙vs芦雪。芦雪は応挙のお弟子さんです。
この作品は襖に描かれたもので、今にも虎が飛び出してきそうといわんばかりの躍動感のある絵だった。
顔と手足がアンバランスなのはそれを狙ってたみたい。
見てたら一休さんを思いだしました。。この襖から虎を追い出してくださいとかゆった。
応挙の虎は毛並みがもふもふしていて思わずさわりたくなるようなかんじ。

で、今回の目玉がこれだと思うのですが、
mobile 079

宗達「風神雷神図屏風」vs光琳「風神雷神図屏風」(クリアファイル)

非常に残念なことに8/11~8/17の期間限定の展示ということで、今回、会場にはありませんでした (((´・ω・`)
宗達と光琳どっちがいいかなっていうとやっぱり私も宗達のほうが好きですねー。
で、風邪に改元の風神様のモデルはどっちなのかなーって思ったのですが、光琳のような気がします。でもwikiったら宗達ってかいてあった。
ううん、どう考えても光琳のほうだとおもうんだけどなあ。

ほかにも歌麿vs写楽、鉄斎vs大観もみものだったんですが、閉館時間が迫っていてよく見られなかったのが残念です。
風神雷神を見たいので、来月リベンジできればいいんだけど…とそんな心残りがありながらもおもろい展覧会でありました。
あと、びっくりしたのが蕪村は俳人とばかり思っていたのですが、絵描きでもあったということ。
いやあ、天は二物も与えましたねってかんじです。
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深夜アニメの感想を好き勝手に綴るのが趣味の生まれながらの厄年(42歳)

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